その日、僕はスタジオにいました。
とても広いスタジオで、なぜか薄暗かったのを覚えています。
バンドのメンバーも、いました。そのほかにも10人くらいの人たちがいたと思います。
部屋の一角にはドラムセットがおいてあり、そこでは僕たちではないバンドが演奏をしていました。
でも、演奏しているのはmishearingの曲でした。CDにも入っている、バラードです。歌詞は替えられてました。
その演奏を観ながら、周りの人たちが何か話してました。よく聞くと、「100万」とか「いや200万」とか言ってます。どうやら、この曲をリリースしたらどのくらい売れるかという皮算用みたいでした。
そのうち、一人の女性が歩み寄ってきて、僕の前に正座しました。床には厚手のカーペットが敷きつめられていました。思わず、こちらも正座してしまいました。
その女性は、東芝EMIの方でした。正座をし、僕の目を見つめたまま
「おめでとうございます」
と言ったのです。
そこで目がさめました。
ええ、まあ皆さんの予想通り夢オチなんですけど。こんな夢を見ました。
こんなにはっきり夢の内容を覚えていることは最近珍しいので、書いておこうと思いました。
「夢」だと思っていたこと。
それを、僕は今年実現することができました。たくさんの人の力を貸していただいて、やっと。
手に入れたはずの夢は、もう夢ではなくなって。
その先にあるものを、今は見ることができます。
不可能だと思っていたこと。どうせ無理だろうと思っていたこと。
手を伸ばせば届きそうなものは、
手を伸ばしてみなければ永久に届くことはない。
届かないかもしれないけど、
その結果、また大切な何かを失うかもしれないけど、
手を伸ばしてみようと思います。いや、厳密にはもう手を伸ばしてしまいました。
あとは、いけるところまで行くだけです。
自分のためではなくて、
いつも誰かのために。進んでいきたいと思います。
うん。
たまには真面目なことも書いてみるものですね。
今日は面白いこと書いてないけど、まあこんな日もね。ありますよね。
そもそも、いつも書いてることも果たして面白いのかどうか分かりませんけど。
P.S
夢の中で、僕の曲の歌詞を変えて歌っていたのはチャゲ&飛鳥の飛鳥さんでした。
チャゲさんがドラムを叩いてました。別にファンではありません。
へんなゆめ。