そんなこと言われたって

何のことかと申しますと、

最近「お前はブログの更新をサボっている」とのご指摘を各方面からまんべんなく頂いていることに関してなのですが。

はい。

すいません。

その通りです。

サボってました。

ので、ちゃんと書きます。

ええ先週、mishearingのリハーサルを行ってまいりました。10月にライブをやる予定なので、それに向けてのリハーサルです。

今回は、一応バンド形式での出演を予定しています。ソロではないです。

ただ、皆さんの予想する「バンド」という形式ではないです。

詳細はもう少し待っていただくとして、それに向けて新曲が出来てます。

また暗い曲です。でも、前までとは少し違う。気がする。

ので、楽しみにしていてください。

あ、一応日程だけお知らせしておきますね。

10月11日(土)代々木laboです。

つーか、僕が楽しみっす。

帽子のつばが邪魔をしたって、

思いは伝わっているんだよ。

 

もともと、


全てを受け入れるつもりで、始めた事だ。

だから、その覚悟はできている。

そりゃ、時にはフラついてしまうこともある。

言わなくて良いことを言ってしまったり、

考えなくて良いことを考えたり。

前からそうだ。悪い方にばかり考える。

何も信じられなかった。自分さえも。

だけど、今は少しだけ違う。

信じる事ができる。

自分を、

自分以外のものを。

だから、この先も進んでいける。

進んで行く。

もし、今、

全てがこの雨に洗い流されて、

全てが、

なかったことになったとしても、

後悔なんてしない。

自分で選んで、決めて、始めた事だ。

8月の雨

雨が降り続いている。

遠く、雷が鳴っている。

捨てられないもの。

捨てられなかったもの。

捨てなければいけないもの。

捨てたくなかったもの。

学生の頃は、あんなに切なかった夏休みの終わり。

夏の終わり。

今は、何を感じることもない。

必ず、終わりはやってくるものなんだ。

そして、

そこから何かが始まることもあるんだ。

 

なあんて言ってる間に、8月が終わってしまいますよ。

まだまだ残暑は続くらしいですよ。

まだまだ使いますよ、クーラーも。

 

 

夏の夜の雨

夜9時過ぎに帰ってきたら、昨夜ベランダに干しておいた洗濯物が濡れていた。

夕立が降ったらしい。

そんなこともある。

今までにだって、何度となくあったことだ。

例えば、

嬉しい気持ちはこの上ないのに、心は一向に弾まない。

そんな事が、あるだろうか?

誰の目も気にせず、

場所も、時間もわきまえず、

腹の底から大声で叫びたいほど嬉しいのに、

叫んだ瞬間に、それが壊れてしまいそうな気がする。

もう一度、あの痛みが訪れた時に。

僕は、耐え切れることができるだろうか?

もし、今度訪れるとしたら、

それはもしかしたら、前よりも大きな痛みかもしれない。

その痛みに、今の僕は耐え切れるだろうか?

そんな事ばっか考えてる自分が、嫌いだ。

 

でも、小さな予感があるんだ。

僕は変われると思う。

いや、変わりたいと思っている。

わかっているんだ。

本当は、今この胸の中にある光を、

素直に受け入れれば良いだけなんだって。

そっから先は、また何年かしたら考えればいい。

そうだな、7年後くらいかな。

 

 

2008/10/11(土) 代々木LABO

約1年ぶりに、mishearingとしてバンドでのライブです。

イベント「YOYOGI-LINE 」

OPEN18:00/START18:30

前売2000円/当日2500円(入場時に別途ドリンク代¥500が必要です)
出演バンド:mishearing/ヒナミケイスケ/and more…

当日の出演順などの詳細は未定です。決まり次第、このサイトにてお知らせいたします。

前売りご希望の方は、このサイトのCONTACTより「10月11日のチケット希望」とメールを頂ければ、当日受付にてご用意します。
今回は、前回までと趣を変えてお送りします。いわゆる「バンド」とは少し違った編成になりますが、新メンバーと新曲を携えて、皆さんの心を揺らすライブをやります。

皆さんのお越しを、心よりお待ちしています。

チケット予約はこちらから

代々木LABOへのアクセスはこちら

いやどうも。

更新が滞ってすみません。ユウキ@mishearingどえす。最近また、「つくづくお前はドMだなあ」と言われました。誰に言われたのかは秘密。

書くことがないわけではないのですが、ただ日常の出来事を書くだけなんてつまらないとか思ってしまったりして、つまらないことを書くくらいなら書かないほうがマシなんてまた思ってしまったりして。

こんなブログでも読んでくださっている人がいることを考えると、まあ何様のつもりだ的な感じもありますが。

近いうちにまた、何か書きます。

なのでごめんなさい。

しばらくの間、いや、ほんの少しだけでいいです。

そっとしておいてください。

そういうこともある

と思うので、お久しぶりです。

前回のエントリを読み返すたび、死にたくなってくるユウキ@mishearingとはワタクシのことでございます。

もう7月も終わりですね。

8月になってしまいますね。

夏ですよ、皆さん。楽しまないと損らしいですよ。

僕ですか?

大奮発してクーラーを買ったとたんに、昼間は変わらず暑いくせに夜は比較的涼しい日が続いて死にたくなったりしてますが何か?

それでも、「せっかく買ったんだから」とタイマーをセットして寝てみたりして、夜中に寒くて目が覚めたりしてますが、それが何か?

挙句の果てには翌日炎天下で仕事をしていて、今までは大丈夫だったのに明らかにクーラーのおかげで暑さに対する抵抗力が下がっているのに気づいたりしてますが、何か問題でもありますか?

まあでも、今が幸せならそれでいいのかな、なんて思ったりしてます。

近況でした。

海鳴り 最終話

今も、

聞こえ続けている。

止むことなく、

聞こえ続けている。

遠く、

近く。

(何だ…?)

(日曜日だっていうのに、朝から…)

はい。もしもし…

「あー、わたし。ごめんね、まだ寝てた?」

寝てたよ…なに?

「んー、何ってほどのことはないんだけど。どうしてるかなって」

別に、どうもしてないよ。変わりない。

「そうなんだ?ふーん」

あの、俺さ。昨夜仕事で帰りが遅くって…まだ眠いんだけど。

「なによー、せっかく電話してるんだから少しくらいつきあってよ」

なんだよ…じゃあ早く用件を話してくれよ。

「あのね?」

うん。

「わたしね?」

…うん。

「やめたの」

…何を?

「何って、結婚よ。この前話したじゃない。忘れちゃったの?」

忘れてないよ。…結婚をやめたって、どういうこと?

「どうもこうもないよ。ただ、やめたの。それだけ」

ただ、って…そんな簡単なもんじゃないだろ?

「いいのよ、そんなもんなの。アイツにとっても、私にとってもね」

だって、式場も決まったって…。親御さんにも挨拶したんだろ?

「ああ、アレ?嘘。ぜーんぶうそ」

…何があったのか、言えよ。

「何よ、それ。何もないよ。嘘だっていってるでしょ」

…言えって。

「別に、関係ないんでしょ。私のことなんて」

そりゃまあ…そうかもしれないけど。心配になるじゃないか。

「良いじゃん、そんなこと。どうだって。それよりさ、」

良くないよ、さっさと言…

「わたしたち、もう一度やり直せないかな?」

(今、何て言った?)

「あのね、正直に言うとね。この前あなたと会って、そのこと帰ってから彼に話したの」

(それは、その言葉は、)

「”元彼と会ってた”って言ったら、彼もう怒っちゃって。だって、そんな怒ることでもないでしょ?」

(あの頃、僕が、)

「”ヨリを戻すつもりか”なんて言うから、わたしもカッとなっちゃって。”そうよ”なんて言っちゃったの。売り言葉に買い言葉って、ああいうのをいうんだね」

(どれだけ…)

「ねえ、聞いてるの?」

…聞いてるよ。

「だから、ね。いっそのこと、復縁しちゃおうよ。わたしたち」

…。

「ダメ?わたしのことなんて、もう何とも思ってないの?」

(忘れられるわけ、)

「そうだよねー、もう忘れられてしまった女だもんね、わたし」

(いつの間にか、あの海鳴りが、耳のすぐそばで聞こえている)

「忘れられるわけ、ないだろう?!」

瞬間、大声が出た。自分でも、声の大きさに驚いてしまったくらいだ。

「…え?」

受話器の向こうで、彼女が動揺しているのがわかる。

「忘れられるわけない、って言ったんだ。お前のことを。今、”やり直せないか”って言ったよな?お前と別れてから、俺がどれだけその言葉を待っていたか。わかるか?」

自分が、興奮してしまっているのに気づく。

だが、どこかで冷えている。

「それじゃ…」

「でも、」

ダメなんだよ。

「ダメって…」

ダメなんだ。

「どうして…?」

よく聞いてくれよ。

「この前は、”忙しくてそれどころじゃない”なんて言ってたのに。本当はもう、他に…」

違う。そうじゃないんだ。

「じゃあ、どうしてよ!!」

今、俺には、やらなきゃいけないことがあるんだ。

「嘘よ!もうわたしのことを何とも思ってないなら、そう言えばいいじゃない!」

俺はね、後悔はしてないんだ。

「何よ、それ?」

お前と一緒にいたことも、

はなればなれになったことも。

「…。」

うまく言えないんだけど。

「…。」

(電話の向こうで、彼女がすすり泣いている)

お前のことを、忘れることなんてできない。”やり直そう”なんて言われて、正直嬉しかったよ。

(でも、)

俺はもう、決めたんだよ。前を向いて、生きて行くって。

「わたしは、」

え?

「本当は、止めて欲しかったの…最初から。」

…。

「でも、何も言ってくれないから」

…。

「何も言ってくれなかったから!」

俺は、

「何よ、格好いいことばかり言っちゃって!わたしがどれだけ苦しかったか、」

お前の幸せを、

「わかるっていうの?!」

祈っているよ。

「何よ…バカ…」

今までも、これからも。ずっとね。

「バカ…」

幸せに、なってくれよ。

大丈夫、お前ならできるよ。

「…。」

元気でね。

 

(ちょうど、電話のバッテリーが切れた)

(海鳴りは、)

(いつしか聞こえなくなっていた)

 

 

————————————

はい。

というわけで、「帰ってきたユウキ日記」番外編でしたが。

妄想炸裂で落書き的な、まあアレでソレな感じですけどね。いちおう第2段ということで、前回よりはハードルを上げてみました。そのせいで読みにくい箇所が多々あるかと思います。

書き始めたからには最後まで書かなきゃならんだろ、という気持ちだけで書きました。

こんなことばっかりやってると、またG犬君に「お前はいったい何をやる人なんだ」と言われてしまうので。次回からは通常営業に戻ります。本業はミュージシャンです。獣医しゃんではないので注意が(以下略)

ああでも、次回はあの人が出てきそうな予感。というか悪寒。

くどいようですが、フィクションですよ。

 

 

 

 

 

もーちょっと待ってね

何のことかって?

早く続きを書け、という声がですね。あちこちからですね。

まあ落書きみたいなものなんで、そのうちね。

ええと先日、高校からの友人であるG犬君から「今度の日曜日(20日)に海に行かないか?」というお誘いを頂いておりました。

どうせまた「車を出せ」とか言われるのだろうと思っていたら、「今回はロマンスカーで行く。切符を予約するので、行くかどうかすぐ決めろ」と言われていたのです。

で、その時はとりあえず保留にさせてもらったわけですよ。なんか用事があったような気がしたので。

その後、先週の水曜くらいにG犬君から「どうするんだ?」とメール。うーん。

あ、ていうか日曜日は車を車検に出す日だ。よく考えたら。10時に車を持っていく約束してたんだった。

そんな大事な用をすぐに思い出せないのはどうかと思いますが、まあとりあえずその旨をG犬君に伝えて「せっかくだけど、今回は見送ります」とのメールを送りました。

その後、彼から返事はなかったのですが、

今日(日曜日)無事に車を車検に出し、夕方コインランドリーにて洗濯なぞしておりましたところ、

G犬君からメール。

「何かな?」と思って見てみると、

件名:あーあ

本文:10人中、男は2人だった。

添付ファイル:(楽しそうな水着の女の子ちゃんたちの写真)

…。(°д°;;)

その次に来たメール

件名:あーあ

本文:来ればよかったのに。

添付ファイル:(水着の女の子ちゃんたちと楽しそうに微笑むG犬君の写真)

…。

…別にね、うらやましいとかじゃないんですよ。

まあ確かに、壁に携帯電話を投げつけそうになりましたけど。

そんなわけで、次回くらいは第3話を書きます。たぶん最終話です。

あ、言うまでもないことなんですけど、あのお話は100%フィクションです。作り話ってことですよ。

「実話ですか?」なんて、結構聞かれることが多いので。いちおうね。

でわ。

 

海鳴り 第2話

遠く、

近く。

海鳴りは、聞こえ続けている。

誰かの声にも似たその響きは、

まるで自分の心の奥底深くから流れ出してくるようだ。

 

(伝えたいことが、あるんだ)

(君に、)

(伝えなきゃならないことが…)

 

止めるって…何を。

「あー!ゴメン、私もう行かなきゃ!これ、ここにコーヒー代置いておくね。じゃね!」

…。なんだよ。

(「止めてくれないの、って聞いてるの」)

止める…?

何を。

彼女の、結婚を?

今さら、

止める理由なんてないだろう。

彼女の気持ちに応えられなかったのは、僕なんだから。

彼女の挙式まで、

あと1ヶ月。

 

(続く)